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錚々たるメンバーが岡本太郎の太陽の塔について語る。語る人の器に合わせてしか語れないところが当然あり,観る人のレベルに合わせてしか観れないものでもある。
● 南方熊楠との共通性の指摘は有難いものだった。
● 途中から,政治や原発反対に投影する気味合いが濃くなり,日本とか日本人が出すぎるような気もした。経済的にか精神的にか,語る側が国に寄りかかりすぎているゆえかもしれない。
反発も寄りかかりの類型のひとつだ。国を超越できていないということだから。
ぼくは基本的に現状を肯定する派なので,これが足らない,あそこがダメという人に距離を置きたがるゆえに,そういう印象になったのかもしれない。
● この映画を見て,表参道の岡本太郎記念館と川崎の岡本太郎美術館に行かなきゃと思った。
今週末は横浜にいる。川崎の美術館に行ってみるか。
ところが。横浜からだと乗換が面倒なのね。運賃も片道500円くらいになる。新宿からだと1本ですんで,片道250円。
● 川崎に住んでる新宿区民や渋谷区民,品川区民が多いんだろうな。
川崎を南北につなぐのはJR南武線だけだもんね。川崎市民というのは存在していないような気がしてきた。