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2022年10月31日月曜日

2022.10.24 マスカレード・ナイト

Amazon Prime Video

● 昨年9月の公開。公開時に映画館で見ていますよ。ので,ストーリーはわかっている。犯人が誰で,どこでどうなって,どこでああなるのかもわかっている。
 わかっていても楽しめる。出演俳優の演技であるとか,展開のテンポであるとか,画面から聞こえてくる音楽であるとか。

● 映画はストーリーだけでできているのではないという当たり前のことを知るわけだ。この映画に限らない。原作があって,その原作に忠実に作っている映画はあまたあるだろう。
 その映画を見る前に原作を読んでいても,映画の楽しみが損なわれることは通常はないだろう。原作があっても,その原作と映画は別物だ。

● やっぱり麻生久美子ですかね。凄みがありましたよね。

2021年9月24日金曜日

2021.09.24 マスカレード・ナイト

TOHO CINEMAS 宇都宮

● 映画館で映画を見るのは約1年ぶり。昨年の8月4日に「コンフィデンスマンJP プリンセス編」を見て以来だ。
 コロナの影響があるかといえば,ぼくに限ってはほとんどないと思う。Amazonプライムで見るようになったから,映画館に出かけるのが億劫になった? そんなことはまったくない。
 ではなぜ? 見たい映画がなかったからだと答えますかねぇ。

● ともあれ,今日は「マスカレード・ナイト」を見に行った。「公開7日目で観客動員100万人,興行収入13.5億円を突破しており,2021年公開の邦画実写作品として,最速ペースでの動員100万人突破を記録している」らしい。
 「実写作品として」というのは,昨年10月に公開されたアニメ「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」がロングランを記録し,今年に入ってからの分だけでもかなりの興行収入を叩き出しているからだろうか。
 累計興行収入が史上初の400億円を突破し,興行収入ランキングの1位を20年ぶりに塗り替えたというのだから,これは化物的な大ヒットだ。
 人口減少過程に入っていて,かつ,この20年間はデフレが続いているにもかかわらず,興行収入の記録を替えるのはもはや異常といっていいだろう。

● ま,それはそれ。この映画を見ないわけにはいかないと思った。ぼくはけっこう長きにわたって木村拓哉のファンなのだ。
 どこに惹かれるのかというと,ストイックさが見えやすいところだろうか。あと,演技の確かさ。木村拓哉は何を演じてもキムタクになると言われるが,そういう人たちはあの演技のどこを見ているのかと思う。
 ちなみに,今までの彼の主演映画の中で最も印象に残っているのは,2017年公開の「無限の住人」。興行的にはイマイチだったようだが,あの剣劇の凄まじさといったら,比肩するものを思いつかない。

● その頃に同時進行だったSMAP解散問題。1対4になり,彼ひとりが悪役になった。楽になりたければ,4に合流してしまえばよかった。
 そうしないで1であることを貫いたのは,貫かなければならない理由があったからだろう。それが何だったのかは外野から窺うことはできなけれども,そして本人もそれを語ることはないだろうけれども,週刊誌の芸能記事が報じるところとはだいぶ違うのではなかったか。
 重大な局面で意見が割れたときに,多数派に理があることは稀であることも,確認しておきたい。

● そういうことよりも,「木村拓哉」を34年も張り続けてきたことが,今も張り続けていることが,驚異的だ。40年間サラリーマンを続けて定年を迎えたというのとは訳が違う。普通の人が「木村拓哉」をやったら3日も持つかどうか。
 その過酷といっていいであろう状況を34年も継続してきたというのが,何とも凄いな,と。しかも,その間,結婚して子供を2人,成人させているんだからね。

● 前作の「マスカレード・ホテル」は公開後すぐに見て翌日にもう一度見た。その後,テレビの地上波で放送されたのを見て,Amazonプライムでも一度見た。面白かったわけだよね。
 前作はしかし,木村拓哉ではなく長澤まさみが支えていたところが大きかった。同じ時期に撮影していた「コンフィデンスマンJP ロマンス編」のダー子とはまるで違う,真面目なホテルマン山岸尚美をキッチリと好演して,屋台骨を支えていたなという印象。

● 今回は,長澤まさみではなくて,木村拓哉が大黒柱になっている。
 ホテルスタッフや警察関係者の多くは前回と同じ顔ぶれ。石川恋も出ているよ。明石家さんまも看板になって出演。
 今回初めて登場するのは宿泊客。田中みな実,勝村政信,沢村一樹,木村佳乃,博多華丸,高岡早紀,麻生久美子。あと,宿泊客ではないけれど,石黒賢と中村アン。
 前作に出ていた生瀬勝久のような,ストーリーの本筋には絡まないながらも,強烈な存在感を飛ばす人はいなかった。

● 原作がそもそも面白いんでしょうね(読んでいないのだが)。そこに脚本や演出の巧みさが加わっているんでしょう。
 前作同様に面白かった。よどみなく,キビキビとテンポよく進行する。

● 具体的な感想を記してもいいものか。つまり,ネタバレの問題だね。
 今の時点でネタをバラしちゃまずいんですかね。たいていの人は犯人が誰かはわかっているのじゃないかと思うんだけどね。
 ひとつだけ言ってしまうと,沢村一樹がいろんなことを長澤まさみの山岸尚美に要求して,見ている側の想像(犯人は誰なのか)を撹乱してくれる。

● イマイチわからなかったのは,犯人が犯行に及んだ動機が警察に恨みを抱いていたからだというのはいいとして,だからといってなぜ若い女性2人を殺さなければいけなかったのかということだ。
 警察への恨みを晴らすのであれば,他にやり方がなかったわけでもあるまい。

● 舞台は前作と同じホテル・コルテシア東京。ロビーはセットだが,客室やエレベーターなどは日本橋蛎殻町のロイヤルパークホテルを今回も使っている。ホテルのファサードはザ コンチネンタル横浜。
 ロイヤルパークは東京に泊まるときの定宿にしていた数年間があるので,客室からの眺望には既視感があるし,2階のブライダルフロアも懐かしかった。

● 劇中のホテル・コルテシア東京は超一流ホテルという設定だが,リアルのロイヤルパークホテルはカジュアルな使い方もできる。食のレベルが高い。人形町を背負っているので,朝食の漬物やカマボコも旨い。
 東京シティエアターミナルが隣接する。羽田や成田に出るにも便利なはずだ。半蔵門線の水天宮前駅に直結。渋谷には乗換なしで行けるのだし,大手町や銀座も近い。兜町は徒歩圏内。
 隅田川がすぐそこを流れており,ゆっくりするにもいいところだが,ビジネス拠点としても使い勝手はいいだろう。もちろん,部屋にデスクは設えられている。
 ・・・・・・と書いていると,泊まりたくなってくる。コロナ以降,バッタリと行かなくなってしまったんだけど。

● 映画館もコロナの影響を受けている。人を一箇所に集めてサービスを提供する業種なのだから当然だ。
 TOHOシネマズでは(TOHOシネマズに限るまいが)コロナ対応は大きく2つ。第1は上映時間の短縮。21時までに上映を終了する。当然,レイトショーはなし。第2は使用座席を半分に制限する。コンサートなんかと同じだね。

● が,コンサートホールではこの制限を外して催行することもある。観客が向き合うことなく同じ方向を向いており,声を出さないで鑑賞するのであれば,感染対策上も座席を1つおきにする必要はない。
 映画館も同じでいいだろう。今どき,映画を見ながら大声を出す人はいないだろうしね。

● 現時点では映画館は手足を縛られた状態でプールに放り込まれたようなものだ。営業手段の選択肢を奪われていて,手を打つにも打ちようがない。
 頼みは集客力のある映画ができること。「マスカレード・ナイト」は映画館にとっても救世主になる存在だろう。

● ぼくはシニアに該当するので1,200円で見れる。相方は一般で1,800円。1年前までは “夫婦50” というのがあって,年配の夫婦は(夫婦以外のカップルも)どちらも1,200円ですんだ。その割引サービスはなくなっている。
 その代わり,水曜日に行くと安くなるサービスができたらしい。サラリーマン諸氏には関係のないことでしょうけどね。

● Amazonプライムビデオをノートパソコンの画面で見るのと,こうして映画館の大きな画面で三方からの音声に包まれながら見るのとでは,同じ見るであっても,まったく別の体験になる。
 音楽でもCDとライヴとでは,同じ聴くという体験であっても,得られる情報量にはかなりの差がある。明らかに別ものだ。
 それと同じとまで言うつもりはないが,映画館とパソコンの画面では大差がある。

● だからといって,CDに価値がないというのではない。Amazonプライムに価値がないというのではない。
 鮨と回転寿司は別ものかもしれないが,回転寿司には回転寿司の良さがある。
 ただ,いずれAmazonプライムで見られるんだからすぐに映画館で見なくてもいいや,は少し違うかもしれない。

● 映画館で見るのと同じようにAmazonプライムを見ることは,訓練してもできないだろうが,それに近づくことはできそうな気がする。パソコンの画面を大きなものに替えるといったことではなく,想像力によって。
 ただし,そのためには映画館で見ることを繰り返す必要がある。1年も離れてしまってはいけなかった。

2021年1月9日土曜日

2021.01.09 HERO

Amazonプライムビデオ

● 「HERO」(2007年)。韓国ロケがあってイ・ビョンホンが出演しているやつ。これも地上波で複数回見ている。

● 喫煙シーンがけっこうある。今なら全部カットされるんだろうね。けっこう昔感があるなという印象だね。

2021年1月7日木曜日

2021.01.07 HERO(2015)

Amazonプライムビデオ

● 「HERO(2015)」。テレビの地上波放送で一度か二度,見ている。
 北川景子と松たか子の美貌に見とれているうちに2時間過ぎてました,終わってました,という,そういう映画でしょ,これはね。

2020年2月26日水曜日

2020.02.26 マスカレード・ホテル

Amazonプライムビデオ

● Amazonプライムで「マスカレード・ホテル」が見られるようになった。劇場で2回見ているし,1月3日の地上波放送も見ているので,これが4回目。

● ストーリーも犯人もわかっている。のだが,それで楽しみが減殺されることはない。木村拓哉もだけど,長澤まさみが山岸尚美にピッタリはまっている感じね。

2019年1月22日火曜日

2019.01.20 マスカレード・ホテル 2回目

TOHO CINEMAS 宇都宮

● 昨日見た「マスカレード・ホテル」,面白かったのだ。もう一度見てもいいなと思ったのだ。
 友情出演の明石家さんまのこともある。彼がどこに登場していたのか,まったくわからなかった。ググってみると,橋本マナミが登場したときに,ハットをかぶった男が画面を横切るのだが,それが明石家さんまなのであるらしい。そっか,よしそれを確認してやろうじゃないか。
 というのは,タメに作りだした理由なのだけれども,とにかくもう一度見れたら幸せだと思ったのだ。

● 相方にこの映画の話をしたら,彼女も見る気になったらしい。一緒に行くという。
 が,ぼくの話ではなくて,ネット上の評判がけっこういいというのが,その気になった理由のようだ。ぼくは「食べログ」やAmazonの読書レビューも含めて,ネット上の評価は一切気にしないし(興味もない),気にしてはいけないと思っているのだが,相方はそうでもないらしい。

● ともかく,昨夜に続いて「マスカレード・ホテル」を見ることにした。いそいそと車を運転したのだ。今日は4号線もスイスイ走れて,駐車場に車を置いて,TOHO CINEMASまで歩いたところで,ちょうど30分だった。
 1,800円のところ,ぼくは1,100円で見られるのだった。シニア割引というやつだ。年を取るのは悪いことばかりではないのだな。といって,新作映画を見るのは,多くても年に3回くらいのものなのだが。
 いや,実際のところ,これが1,800円だったら,二度行ったかどうかはわからない。セコイ話で申しわけないのだけども,3,600円対2,200円って大きくない?

● 相方も気に入ったらしい。正直,彼女には向かないかもしれないと思っていたのだ。昨日も直前まで行くと言っていたのに,やはりやめておくとドタキャンしてきたときも,強いて誘わなかったのは,その思いがあったからなのだ。
 おそらく,馴染みのあるロイヤルパークホテルに絡む光景があったのと,長澤まさみの可憐さに惹かれたのだろう。キムタクだからと侮っていたわ,見直さなきゃね,とも言っていた。どういう鑑賞眼をしていたのか。

● 音楽も素敵ね,と言っておった。佐藤直紀さんについて,ぼくが知るところを帰りの車中でレクチャーしてやった。たぶん,彼女にとっては既知であったかもしれない。
 相方は「本能寺ホテル」も見て気に入っていた。その監督が「マスカレード・ホテル」も監督したのだよ,と教えておいた。

● さて,ぼくはどうだったかといえば,昨日見たばかりなんだから,展開はぜんぶ知っているわけだ。誰が犯人で,誰を殺そうとして,結末はどうなるのかもわかっている。
 が,それでこちら側の視線が劣化することはなかった。昨日と同じように,ずっとドキドキしながら見ることができた。
 つまり,木村拓哉演じる新田浩介と一緒に,連続殺人の謎を追っていくのは,原作においてはどうなのか知らないけれど,この映画においては,まったく本質ではないということかと思う。

● ところで明石家さんまなんだけど,結局わからなかった。ぼくの目は節穴だろうか。

2019年1月20日日曜日

2019.01.19 マスカレード・ホテル

TOHO CINEMAS 宇都宮

● 見てきた。一緒に行くと言っていた相方が,直前になってキャンセルしてきたので,ひとりで。相方には申しわけないけれど,ひとりの方がいい。
 わが家からTOHO CINEMAS宇都宮までは車で30分もかからないのだが,今日は4号線が詰まっていた。工事か事故か。1時間前に出たんだけど,劇場の席に着いたときには予告編が始まっていた。

● 監督は鈴木雅之。この人の監督作品は,「HERO」以外に「本能寺ホテル」を見ている。
 音楽は佐藤直紀。TBSドラマの「GOOD LUCK」で,ぼくは彼の名前を憶えた。

● 連続殺人事件の犯人探しが縦糸。次々に登場する宿泊客はそれぞれヤサグレ者で,ほんとにしょうもないやつらだ。つまり,ぼくであり,あなたである。この人たちが織りなすエピソードが横糸。
 というわけなので,退屈することはない2時間になる。

● フロントロビーはセット。エレベーターや客室はロイヤルパークが使われていたようだ。客室からの眺めに見覚えがあった。
 ロイヤルパークのエレベーターは,音声ガイド付きだ。上に行く,下に行く,16階に着いた,ということを英語で喋る。この映画でも,1回だけその音声が入っていた。
 超高級ホテルという設定のはずだから,これは少し興ざめといえば興ざめだ。そういうのって,基本的に大衆的なものだから。高級とは対極にあるものでしょ。
 駅に行けばこの種の音声で満ちている。ショッピングセンターもそうだ。エスカレーターに乗れば,手すりに摑まれ,走るな,とエンドレスで喋っている。高級ホテルにそういうものがあってはいけないだろう。

● エンドロールで明石家さんまが友情出演していたのを知った。気がつかなかった。バックヤードのエレベーターに乗っていたエキストラに混じっていたのだろうか。
 悔しいから,このあとのレイトショーも見ていこうかとチラッと考えた。が,さすがにそれはやりすぎだろうと自重した。

● この映画の長澤まさみを見て,自分もホテルマンになろうと思う若い子がいるかもしれない。ホテルを去るお客に「お気をつけて行ってらっしゃいませ」とホテルマンが挨拶する理由を,彼女扮する山岸尚美が木村拓哉の新田浩介に語るシーンがる。
 それはお客様がホテルを出られれば,私たちは無力だからです。お客様の幸運を祈ることしかできません。だから,お気をつけてとご挨拶するのです。

● が,ホテルマンというのはかなり志が高いくないと,長くは続けられない仕事のような気がする。この映画ではなく,リアルのホテルマンを見ていて,そう思う。人のダークサイドを見なければいけない仕事だ。
 もちろん,ダークサイドを見ないですむような仕事はこの世にない。医療や福祉は特にそれが多い仕事だろう。けれども,ホテルの仕事は質的にそれを上回るのではないか。
 それでもなお,人間を見切らないでいられるか。志の高さを問われるのはそこのところだ。大変な仕事だと思う。

2017年1月30日月曜日

2017.01.28 本能寺ホテル

TOHO CINEMAS 宇都宮

● 昨年11月以来のTOHO CINEMAS。「本能寺ホテル」を見た。出演は綾瀬はるか,堤真一,濱田岳 ,風間杜夫ほか。
 近藤正臣をスクリーンで見るのはだいぶ久しぶり。半世紀近く前,テレビの「柔道一直線」で足でピアノを弾いていたのを見て以来かも。

● 音楽は佐藤直紀さんが担当。木村拓哉主演のテレビドラマ「GOOD LUCK」に使われた「Departure」は,今でも時々聴いている。
 本人としては「Departure」が代表作だとは思われたくないかもしれなけれども,売れたという意味では「Departure」でしょ。

● 楽しめた。笑えるところも多々あり。その筆頭は「ブリブリギッチョウ」という子供の遊び。綾瀬はるか演じる繭子の主導のもと,織田家臣が総出で「ブリブリぃぃぃ」「ギッチョぉぉぉ」と興じる様は,とても笑える。最後は堤真一の信長まで加わる。いい大人が何やってるんだ,と。
 しかし,それで怖れられる一方だった信長の位置づけが変わる。物怖じしない繭子の面目躍如。

● つまりは若い娘と(といっても,綾瀬はるかも30歳を超えたんだっけ)中年男の恋愛ものってことになるんだろうか。普通,これを恋愛とは言わないと思うけれども,それでも恋愛の一形態であると考えた方が落ち着きがいい。

● 綾瀬はるかの綾瀬はるかたる所以というのは,彼女の声にあるような気がした。ルックスや表情はもちろんだけれども,それよりも声。
 相方は綾瀬はるかが好きで,顔も雰囲気も良くて癒されると言っている。もう一度見たい,と。
 あなたと見た映画の中では今日のが一番良かった,とも言っていた。「あなたと見た映画の中では」か。