Amazonプライムビデオ
今日は久しぶりに(6月7日以来)Amazonプライムビデオを見た。「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」(2009年)。
● 映画館で一度見て,次に音楽ホールで上映されたのを見ている。今回が3度目。
副題は「上野樹里が最もキレイだった頃」。というのはもちろん嘘で,彼女は今でもキレイだからね。
● この映画の功績の1つは,ベートーヴェンの交響曲第7番を日本国内においてスターダムに押し上げたことだが,ガーシュウィンの「ラプソディー・イン・ブルー」をエンディングテーマに使うなど,クラシック音楽ファンを一時的にでも増やした。が,その “のだめ効果” もとっくに切れて,元に戻っていると思う。
というか,それ以前からクラシック音楽の受容者は大衆化していて,だからこそ「のだめカンタービレ」がここまでヒットしたのだとも言える。
● 上野樹里をはじめ,俳優陣が三枚目になってユーモラスなシーンを演じるのが,この映画の肝。次にのだめの純情。
あと,恋愛は女性が引っ張らないとなかなか上手くいかないものだと教えているような。逆にいうと,女に目をつけられたら,男はなかなか逃れられないものだ。恋愛に関しては,男は浅く,女は深い。浅い側が太刀打ちできるはずがない。そういうことも描いているのかなぁ,と。