● 「ともだち」の正体はヨシツネ(香川照之)なんじゃないかと,ぼくも思ってましたよ。作中でもそう匂わせるしね。
でも,“第2章” ですでにヨシツネなんじゃないかと思った人,結構いるんじゃないか。
こういう結末だったとはねぇ。伏線はちゃんと張ってあったので,言われてみればそうだったのかとなるんだけどね。だけど,死んでたはずの人だからねぇ。
● “最終章” は1章・2章と比べると,平板でつまらなくなる。「ともだち」の正体があばかれるんだから,もっとワクワクドキドキするんじゃないかと思ってたんだけど,そうでもなかった。
浪花節に落ちちゃうっていうか。「ともだち」が,世界を滅ぼす過程において,上昇気流に乗ってるときの方が面白い。
● エンドロールに神木隆之介の名があった。彼,どこに出てたんだ? と思いましたよ。気づかなかったのかって。
したらば。エンドロールの後に登場したんでした。少年時代の回想シーンにおいて。
斎藤工も出てたようなんだけども,これは正真正銘気づかなかった。