2021年12月30日木曜日

2021.12.29 Jam Films S

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● 「個性派や実力派の監督たちが結集し,それぞれ独自の手法で短編を手掛ける斬新なコンピレーション・オムニバス・フィルムの第3弾」というわけなのだが,第2弾の「Jam Films 2」は昨日でAmazonプライムの対象から外れたらしい。
 あらま,残念。いずれまた戻ってくるだろうけど。

● 2005年の公開。16年前だ。俳優陣はみんな若い。次の7作品。
 1 Tuesday
 監督:薗田賢次
 出演:ZEEBRA,岩堀せり,金井勇太

 2 HEAVEN SENT
 監督:高津隆一
 出演:遠藤憲一,乙葉

 3 ブラウス
 監督:石川均
 出演:小雪,大杉漣

 4 NEW HORIZON
 監督:手島領
 出演:綾瀬はるか

 5 すべり台
 監督:阿部雄一
 出演:石原さとみ,柄本時生,山崎まさよし

 6 α
 監督:原田大三郎
 出演:内山理名,スネオヘアー

 7 スーツ -suit-
 監督:浜本正機
 出演:藤木直人,小西真奈美

● やはり,どれもかなり面白い。「ブラウス」が不気味というか,“魔性の女” 的な演出。クリーニング店の店主は店を閉めて,これからどうなるのか。
 「Tuesday」はうまく騙しやがったなとなる。最初に離婚届が映されるので,奥さんはもう出て行って,ひとりでマンションのこの部屋に住んでいるのか,と思うのだが・・・・・・。
 それ以外の5篇もそれぞれに面白い。「Jam Films 2」を見損ねたのがかなり残念。もっと早くに気づいていれば。

2021年12月29日水曜日

2021.12.28 Jam Films

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● 「Jam Films」(2002年)は「ショートフィルムを集めた日本映画のオムニバス」で,「Jam Films 2」(2004年),「Jam Films S」(2005年)の3本が公開されており,いずれAmazonプライムで見ることができる。
 ただし,とりあえず今年いっぱいでプライム対象から外れる。

● 関連作品に「female」(2005年)があるらしいのだが,こちらはAmazonプライムでは見れないっぽい。

● 次の7作品で構成される。
 1 the messenger -弔いは夜の果てで-
 監督:北村龍平
 出演:魚谷佳苗,北村一輝,坂口拓

 2 けん玉
 監督:篠原哲雄
 出演:山崎まさよし,篠原涼子,山田幸伸,氏家恵,あがた森魚

 3 コールドスリープ
 監督:飯田譲治
 出演:大沢たかお,角田ともみ,筒井康隆

 4 Pandora -Hong Kong Leg-
 監督:望月六郎
 出演:吉本多香美,篠原さとし,麿赤兒

 5 HIJIKI
 監督:堤幸彦
 出演:佐々木蔵之介,秋山菜津子,氏家恵,高橋愛

 6 JUSTICE
 監督:行定勲
 出演:妻夫木聡,綾瀬はるか,クリスチャン・ストームズ,新井浩文

 7 ARITA
 監督:岩井俊二
 出演:広末涼子

● どれも不思議に面白い。映画ってこれでいいのか,とも思った。
 普通の映画が交響曲だとすれば,こういうショートストリーは室内楽のようなものか。だとすると,これはこれであって,普通の映画と比べるものではない。交響曲と室内楽曲が比べるものではないのと同じことだ。

2021年12月28日火曜日

2021.12.27 えんとつ町のプペル

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● 観客動員170万人,興収24億円。大ヒットということになるらしい。
 らしい,と突き放した言い方をしたけれども,公開されたのは去年の今頃,12月25日だ。この時点では緊急事態宣言もマンボウも出ていなかったけれども,けっこう陰鬱な空気だったと記憶する。東京では2週間後の2021年1月8日に緊急事態宣言が出た。
 映画館はモロに影響を受けた。それでも170万人も入ったわけだ。

● 一方で,吉本絡みの話題性もあった。吉本興業 vs 西野亮廣 という構図というかね。
 配給に吉本興業の名が上がっているが,残念ながら吉本興業に明日はない。テレビが大衆から見放されてしまった以上,テレビ番組に所属のタレントや芸人を押し込むのが仕事だった芸能事務所は存在意義を失う。
 吉本の闇営業騒ぎもそこから来ている。吉本が仕事を取って来れなくなったから,芸人が自分で仕事を取って来ようとしたのがそもそもの発端ではないのか。
 吉本興業 vs 西野亮廣 でいえば,勝敗の帰趨はハッキリしている。力のある芸人から吉本を見限って辞めていく。

● 堀江貴文さんなんかは,めっちゃ感動したとTwitterに上げていた。逆に,何これという人もいた。
 ぼくはといえば,映画館に見に行こうとまでは思っていなかった。Amazonプライムで見れるようになったら見ようかな,というくらい。傍観者的でしたよ。

● で,Amazonプライムで見られるようになったので,見たわけだ。正直,これ,そんなに騒ぐほどの映画だったろうか,という印象。
 感動もしかなったし,泣きも笑いもしなかった。映像のきれいさは感じたけれども,これに関しては「君の名は。」を見てしまっているからねぇ。

● ルビッチの声が芦田愛菜であることに,クレジットを見るまで気づかなかった。母親のローラが小池栄子であることも。スコップが藤森慎吾なのはすぐにわかったけど。

2021年12月24日金曜日

2021.12.24 セブン・チャンス(活弁入り)

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● 「セブン・チャンス(活弁入り)」(1992年)。世界の三大喜劇俳優といえば,チャールズ・チャップリン,ハロルド・ロイド,そしてバスター・キートン。そのキートンの映画もAmazonプライムで見られるのだね。
 澤登翠の活弁を入れたのが1992年であって,元々の無声映画「キートンのセブン・チャンス」が出たのは1925年。1世紀前だ。

● 今日の午後7時までに結婚できれば遺産700万ドルが転がり込んでくる。あと1時間。何とか結婚しなきゃ。
 というところから始まるドタバタ。この1時間はとてつもなく長い。つまり,いろんなことが次々に起こる。
 しかし,実写時間とおおよそ合っているんだよね。リアルタム進行というかね。

● この時代としては大掛かりと言っていいんだろうか。「花嫁候補の大群に追われたキートンが野を駆け,山越え,谷を跳び,岩石が落ちる急斜面を逃げ回る」。
 キートンの映画を見たのは初めてなので,Amazonプライムでこういうものまで見られるのかと,ちょっと感激中。

● チャップリンの「モダン・タイムス」なども見れるんですな。日本映画の古いのもある。田中絹代のなんかも何本か見れる。
 Amazonプライムは宝の山だ。死ぬまで退屈することはなさそうだ。ゆっくり見ていくことにしよう。

2021年12月21日火曜日

2021.12.20 はやぶさ/HAYABUSA

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● 「はやぶ」(2011年)。小惑星探査機「はやぶさ」の7年間,60億キロに渡る旅を支えた人たちを描く。
 「はやぶさ」が地球に戻ってきて,大気圏に突入し,サンプルが入ったカプセルを切り離して自らは燃え尽きる場面では,ぼくも泣きましたよ。

● 主演とナレーターが竹内結子。他に,西田敏行,髙嶋政宏(珍しく,チンピラ役ではなく),佐野史郎,山本耕史,鶴見辰吾,佐藤二朗,蛭子能収,生瀬勝久ら。
 この竹内結子がいなくなってしまったのか,と。何か不思議な気がするよね。

● 主題歌はfumika「たいせつな光」。

● 映画とは関係ないんだけれども,「はやぶさ」の成果って何だったの? 「はやぶさ」が持ち帰ったサンプルで何がわかったんだろう。劇中でも太陽系の誕生云々と言っていたけれども。
 ということではないらしい。サンプルで何がわかったということではなくて,「小惑星から表面の物質(サンプル)を地球に持ち帰る技術を実証」できたことが成果だということ。そのためのプロジェクトだった。

2021.12.18 ジョゼと虎と魚たち

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● 「ジョゼと虎と魚たち」(2003年)。原作は田辺聖子の同名小説。
 田辺作品は「カモカのおっちゃん」シリーズのエッセイ(週刊文春に連載)はあらかた読んでいると思うのだが,小説はあまり読んでいない。この短編小説も読んでいない。
 が,本は買って持っている(かもしれない)。だとすると,30数年間,積読だったことになる。じつは,そういう本が千冊か2千冊か3千冊ほどある。もちろん,もうどうやっても解消することはできない。

● 主演は妻夫木聡と池脇千鶴。20年前の池脇千鶴を見てごらんなさい,ということね。
 他に,上野樹里,江口のりこ,新屋英子,新井浩文。上野樹里はこのとき16歳か。あどけなさを残しているようにも見えるんだけれども,劇中では妻夫木聡と同級生の大学4年生。
 ジョゼ(池脇千鶴)の祖母役の新屋英子の異形ぶりが大迫力。これだけでこの映画を見る価値がある。在日朝鮮人ハルモニ(お婆さん)の一人語り「身世打鈴(シンセタリョン)」を演じること2000回というのは,今,ウィキペディアで知ったこと。

● 妻夫木聡の演技が評価されたようで,最優秀主演男優賞いくつか受賞している。けれども,ぼくが男だからか,どうも池脇千鶴の演技に惹かれちゃう。
 演じやすいのは池脇千鶴で,妻夫木聡の方が立脚点を探す(あるいは作る)のが難しそうではあるんだけど。

● 主題歌はくるり「ハイウェイ」。
 この映画は韓国でも人気になったらしく,韓国でリメイクもされている。韓国版も見てみるか,スルーするか。

2021年12月18日土曜日

2021.12.17 金メダル男

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● 「金メダル男」(2016年)。内村光良が脚本・監督。原作も内村の同名小説。2016年4月から6月まで読売新聞夕刊に連載され,単行本が中央公論新社から発売された。
 「2011年に上演された内村の1人舞台『東京オリンピック生まれの男』を映画化したもの」で,主演も内村光良。清野菜名扮するアイドル歌手の北条頼子が歌っていた「私のサンクチュアリ」も内村の作詞作曲。

● 主役・秋田泉一の青年期を演じた知念侑李と,泉一と結婚することになる大人になってからの北条頼子役の木村多江が美味しいところをさらって行った。他に,ムロツヨシ,土屋太鳳,平泉成,宮崎美子,笑福亭鶴瓶。
 チョイ役で,上白石萌歌,大友花恋,温水洋一,高嶋政宏,山崎紘菜(TOHOシネマズに行けば必ず会える人),森川葵,大泉洋,竹中直人,田中直樹,長澤まさみ,柄本時生,ユースケ・サンタマリア,マキタスポーツ。よくこれだけ集めたなという絢爛たる顔ぶれ。

● コメディ。小学生の時に運動会の徒競走で1等賞を取ってから,その幸福感にとりつかれてしまって,そこから抜けられない主人公(秋田泉一)がやらかすハチャメチャ。
 ストーリーではなく,短いシーンの重なりを味わってくれ,という映画。

● 主題歌は桑田佳祐「君への手紙」。