Amazonプライムビデオ
こうなるについては,なったなりの理由がある。コロナ禍でずっと家にいるようになれば,Amazonプライムやスマホゲームには追い風になるのだろうが,わが家は逆だったからだ。
● ホテルの宿泊費が安くなったのをいいことに,マンボウだろうが緊急事態宣言だろうが,委細関係なく,東京や横浜,川崎のホテルに泊まって,アーバンリゾートを満喫する方向へ舵を切っていた。
4月以降,60泊している。どれだけ金持ちなんだ,オマエは,と思われるだろうか。当たらない。詳細はここでは語らないけれども,地方のビジネスホテルのシングルルームよりも安い料金で,老夫婦2人で泊まれたからだ。コロナ禍なればこそだ。
ので,今,楽しまないでいつ楽しむんだというわけで,乏しい資金を集中投下したのだ。
● そうやって都会にいて,ホテルの客室でAmazonプライムを見ているようでは,たぶん,そのバカンス(?)は失敗だったことになるだろう。
他に楽しいことがいくつもある。街歩きが楽しい。美術館や展覧会を見たり,書籍や文具の大型店を覗いたり。
首都圏なら都市型エンタテインメントに事欠くことはない。都会の人にはあたりまえのことであっても,田舎人にはいちいち新鮮なものだ。Amazonプライムは田舎の自宅でも見れるのだ。
● ただ,そういうことを勘定に入れても,見なさすぎだと思う。プライムビデオを見ないのならプライム会員でいる意味がない。Amazonで買物はあまりしない。送料無料だけでは会費の元が取れない。
映画ってよほどひどくなければ面白いんだよね。基本,映画は面白いもの。なのに腰が上がらなくなってる。このまま終わってしまってはさすがにちょっと。
● というわけで,自分に鞭を入れて,久方ぶりにパソコンの画面で映画を見た。見たのは「屍人荘の殺人」(2019年)。見ればやっぱり面白い。
主演は神木隆之介と浜辺美波。コメディありのホラーありのシリアスありの。主題歌はPerfume「再生」。
● 映画館にも行ってないな。コロナは関係ない。直近は去年の8月4日。TOHO CINEMAS 宇都宮で「コンフィデンスマンJP プリンセス編」を見たのが最後。
ぼくなんか,毎日が日曜日の引退組で一番暇な種族なんだけど,どうも思うに任せない。当然,忙しいからじゃない。