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3棟のホテルが,屋上に設置した空中庭園でつながっていて,それが船のデッキの形になっている,あの有名なホテル。ぼくは写真でしか見たことがないけど。
「ラスベガスのカジノリゾート運営会社ラスベガス・サンズによって開発され」「単独としては世界最大のカジノ」を持つホテルであるらしい。建設したのは韓国の双竜建設だそうだ。
● 劇中では,そのホテルで殺人事件が起こって・・・・・・。小道具として使われるのがタイトルの “紺青の拳” と呼ばれる世界最大のブルーサファイアという設定。
そのサファイアを怪盗キッドが狙うわけだが,最後にキッドはそれを持ち主に返してしまう。その理由がイマイチわからない。そこまでキットを良い子にしなくてもいいのにと思った。
● 終盤のどんでん返しもいつものことなのだが,見ている側が事前に予測できるような伏線は何も与えられないというのもいつものこと。
要するに,このシリーズは推理映画というか,動く推理小説ではない。思いがけない展開に翻弄される快感を味わうものだね。そこにお笑いや人情噺を絡ませて,視聴者をラストまで飽きさせないで連れて行く。
● 主題歌はHIROOMI TOSAKA「BLUE SAPPHIRE」。