2022年3月11日金曜日

2022.03.10 映画ドラえもん のび太の新恐竜

Amazonプライムビデオ

● 「映画ドラえもん のび太の新恐竜」(2020年)。ドラえもん50周年記念作品と銘打たれている。
 映画第1作は「のび太の恐竜」(1980年)で,そのリメイク作である「ドラえもん のび太の恐竜2006」(2006年)があり,さらにそのまたリメイク作かと思っていた。またピー助が出てくるのかな,と。
 が,そうではなくて,まったく新しい作品だった。「ドラえもん のび太の宇宙英雄記」(2015年)以来の「児童小説や原作の短編を原案としない完全オリジナル作品である」とはウィキペディア教授のご指摘。
 
● 過去の40作品すべてをAmazonプライムで見られることになった。2年前にもそういうふうになっていて,あらかたの作品を見た。
 何せ,退職したばかりで,かつ,コロナのパンデミック初期で外出ははばかられる時期だったから,1日に4本も5本も見ていた。また,同じことをやろうと思えばできるわけだが,さすがにもうそれはいいかな,と。

● 恐竜を故郷に戻すために,ドラえもんたちは白亜紀に向かう。そこで待ち受けていた妖しい人間たち。恐竜の密売組織かと思いきや,タイムパトロール隊だった。
 その女隊長を渡辺直美が,恐竜学者でもある隊員を木村拓哉が担当。ロールエンドまで全く気がつかなかった。
 ロールエンドには神木隆之介の名前もあった。「ドラえもん のび太の恐竜2006」でピー助の声を担当していたので,今回もピー助が登場したはずなのだが,これまた全く気づくことができなかった。

● 主題歌はMr.Children「Birthday」&「君と重ねたモノローグ」。作詞・作曲は桜井和寿。

● コロナのあおりを受けて,興行的には苦戦を強いられたらしい(といっても,興行収入は33.5億円)。ぼくも見に行くことはなかった。
 が,これは劇場で見たかったかな,と思わせる。現在,劇場でかかっているのは「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」。1985年版はAmazonプライムで見ているのだが。