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● してみると,この映画はご当地映画ということになるのだろうか。弘前のさくらまつりが主な舞台になる。
正直,どこぞの大学の映画研究会が作ったのかと思わせる箇所もあった。
● 主演は藤森慎吾,中田敦彦,福田沙紀の3人。中田敦彦は明治末期の弘前で津軽蕎麦の “大森食堂” を始めた初代で,藤森慎吾は四代目の役。
かとうかず子と藤吉久美子も出ていたが,映画を見ているときにはそうだとはわからなかった。エンディングロールで知った。懐かしいねぇ。
● 寿司もそうだが蕎麦打ちに対しても,実際よりも深遠だと思いたがる癖がぼくらにあるんだろうか。職人の世界は奥が深いのだ,と。なかなか簡単に奥義を極めることはできないものだ,長い修行が必要だ,と。
実際のところはどうなんだろうか。ついでに申さば,家元なるものが現在でも存在するお茶や花の世界はどうなんだろうか。