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舞台は京都。清水寺,南禅寺,鞍馬山,先斗町など,京都の名所案内的な趣もある。ただし,最も重要な舞台となる玉龍寺は架空のお寺。
● 今回の主役は服部平次。「西の高校生探偵」で,新一とは「東の工藤,西の服部」と並び称されるライバルであり,お互いに気を許せる同士でもある。
服部の恋人である遠山和葉も活躍する。これも「東の蘭,西の和葉」という設定。
● 「源氏蛍」という仏像専門の盗賊団に義経記を絡ませたり,首領が義経で次席が弁慶というのも(つまり,義経や弁慶は役職名),面白い設定だと思う。
というか,であれば義経記に絡んだストーリーが出てくるのかと思わせておいて,ところがそうではないという肩透かし。
● 主題歌は倉木麻衣「Time after time〜花舞う街で」なのだが,劇中で歌われる挿入歌も,記憶に残るもの。REIKO「キミがいれば」。
この「キミがいれば」は,今回だけじゃなくてすでに複数回使われているのだが,今回のが印象に残ったのは,この歌が使われたときの画面なんかも影響してるんだろうかな。