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そのドキュメンタリーだ。したがって登場人物はブルベに参加した人たちだ。
● 寝るところと食べるところを主催者側が提供している。食べるのなんか上げ膳据え膳だ。こんな至れり尽くせりのブルベがあったのかと思った。
それとも,コースと開催時期の関係で,主催者がそこまでのサービスを提供しないと競技が成立しないような過酷な条件があるんだろうか。
● このブルベがいかに過酷なもので,参加者はどのようにして最後まで頑張り抜いたかという,感動物語にしたいようだ。
参加者もいかに大変かを語ってやまない。困難なことに挑戦している稀有なチャレンジャーなのだ,自分は。と,自分で自分に酔ってしまっている人もけっこういるようなのだが,あれは撮影側からの要請なんだろうか。
寝るところを提供してもらっていながら,他の人の鼾がうるさくて眠れなかったと曰ってしまう,サイクリストの風上にも置けない参加者もいる。文句があるなら外で寝ろと思ってしまった(外では寝させてもらえないのかもしれないけど)。
● 「5日間の忍耐と試練の旅」とあるので,1400kmを宿泊・食事付きで5日間で走ればいいわけだ。単純計算で1日280km。
この程度なら,スラッとやってのける人が日本国内にもかなりの数,いるんじゃないか。もちろん,ぼくはできないけど。
● どんな自転車で参加しているのかも興味があった。日本で言うロードバイクっていうのは,イギリスでは少ないんだろうか。けっこう太いタイヤを履いている。
ハンドルもドロップは少なくて,フラットに近いのが多い。ブルホーンバー装着がデフォルトなんだろうか。
過半の自転車が泥除けを付けていた。シングルギアの人もいた。リカンベントも。ミニベロは1回だけ映った。