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落語家として伸び悩みを感じている今昔亭三つ葉(国分太一)。その彼のところに,上手く話せるようになりたいワケありの3人が,弟子志願してくる。
● 無愛想で言葉がでない十河五月(香里奈)。それだけではなく,妙に負けず嫌いなところがある。
大阪から引っ越してきたばかりでクラスになじめない,小学生の村林優(森永悠希)。
元プロ野球選手で解説がド下手で仕事がなくなりそうな湯河原太一(松重豊)。
● 三つ葉を含めた4人の “ワケ” が絡まって進展し,氷解してエンデイングという感じ。
優はクラスのボスと盟友になれそうだし,湯河原もコーチにならないかと話があり,三つ葉と五月の恋仲も完成してハッピーエンド。
● 隅田川や水上バスが頻繁に登場する。浅草をはじめ,上野や深川で撮影している。落語の話なのだから,下町が馴染みが良い。勢い,隅田川が景観的には主役になる。
もうひとつ,落語の「火焔太鼓」だ。三つ葉がこの噺に賭けるという展開になるので,噺の中身が何度も語られる。ぼくは,古今亭志ん生の録音で一度聞いたことがある程度。
● 他に,八千草薫と伊東四朗。主題歌は,ゆず「明日天気になぁれ」。