2021年9月18日土曜日

2021.09.18 007 / 慰めの報酬

Amazonプライムビデオ

● 007シリーズを。「007 / 慰めの報酬 (字幕版)」(2008年)。
ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンド2作目。
 前作「カジノ・ロワイヤル」のラストシーンの直後からストーリーが始まる。といっても,ヴェスパー(エヴァ・グリーン)とボンドとの回想シーンが挟まれることはない。
 全作が2時間半だったのに対して,本作は1時間46分。時間的にもだいぶ短い。

● 冒頭のカーアクションのシーンで度肝を抜かれる。これも日本では撮れないかもしれないね。
 舞台はイタリアのシエナからハイチ,南米の砂漠(具体的にどこなのかは知らない)。
 ボンドガールはオルガ・キュリレンコ。が,お約束のお熱いシーンはなし。

● 全作に続いてマティス(演じたのはジャンカルロ・ジャンニーニ)も登場。彼も殺されるのだが,結局,ボンドとマティスはどんな関係だったのかは,イマイチよくわからない。
 正直,細かい場面の変化を追いきれておらず,なぜここでこのシーンになるのか,このセリフになるのか,ピンと来ないことが何度かあった。
 ひょっとすると,テレビの地上波で放送したのを見ているかもしれない。飛行機での攻防シーンに既視感があった。が,その記憶は限りなくアヤフヤだ。

● 今日,書店に行ったら,007を特集した雑誌が3種類,並んでいた。来月に最新作が劇場公開になる。
 Amazonプライムで「007」シリーズを見られるようになった理由はこれか。劇場に誘導したいわけね。
 が,どんな理由であれ,Amazonプライムで見ることができるのはありがたい。