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● コロナには感染したくないものだが(といっても,今の状況はどうすれば感染できるのか教えてくれと言いたくなるくらいに落ち着いている。なのに緊急事態宣言が解かれていない不思議。あとひと月もすれば次の波の胎動が感じられるようになっているかもしれないが),環奈病に罹患したかもしれない。
というわけで,「小説の神様 君としか描けない物語」(2020年)を。原作は相沢沙呼「小説の神様」。当然のごとく,ぼくは読んでいない。
● 橋本環奈,20歳を過ぎても高校生の制服を着て違和感がありませんな。相手役はEXILEの佐藤大樹。
彼が演じる千谷一也(ちたに いちや:“せんやいちや” ならもっと良かったのにと思った)は,ウジウジと内向的で,打たれ弱くて,何かあるとうずくまってしまう,超弩級のグズ。そのグズが,最終的には母親(和久井映見)の亡き父親(片岡愛之助)への思いを語る言葉によって,克服される。
橋本環奈演じる小余綾詩凪(こゆるぎ しいな)もじつは苦悩を抱えており(ふたりに苦悩をもたらしたのはSNS,という設定),一也は最終的に彼女をも救い,めでたしめでたしで終わる。
● 主なロケ地は足利。大雨の夜に,詩凪が一也に駅まで迎えに来てと頼んで落ち合った駅は,東武伊勢崎線の足利市駅だったようだ。他に,旧足利西高校や足利南高校も使われてる。
当然,気がつかなかった。あとでググってわかったことだ。
● 環奈病にはもうしばらく罹っていたいのだが,Amazonプライムで見られる橋本環奈出演の映画は,あと1本しか残っていないっぽい。
それを見るのは明日のお楽しみにとっておきたい。