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人喰鮫が泳ぐ中での闘争シーン。ガラスで仕切っていたらしいのだが,いや迫力はある。
アクションスターは容易じゃない。といっても,現代アクションに比べれば牧歌的だと言っていいだろうか。
冒頭,ジェームズ・ボンドを鉄腕アトムに変える道具が出てきて,いくら何でもそれは,と笑わせてくれる。
● この時代だから文書作成はタイプライター。アルファベット圏はタイプライターが使えたんだから,組織であれ個人であれ,生産性は漢字圏より高かったろうね。
盗聴器もテープ再生だ。カセットテープはまだなかったようだ。
● ボンドガールはフランス出身のクロディーヌ・オージュ。ウィキペデイア教授の説明によると,「プロデューサーはオージュの美しさに非常に感銘を受け,オージュのキャラクターに合うようにフランスの女性の役柄に脚本書き直させた」。
1976年には「パリの哀愁」で沢田研二と共演している。しかし,「長い闘病の末,2019年に78歳で死去している」とのこと。
● 007シリーズは金のなる木になっていた。大金が動くところには争いも起こる。ウィキペディア教授はこのあたりも解説してくれている。
「映画シリーズが制作されるとき,この作品が第1作になるはずだったが,制作費の問題やこの著作権訴訟問題の関係でユナイト側との検討の結果,「ドクター・ノオ」が第1作になった」。
「フレミング(原作者),イオン・プロ対マクローリーの訴訟合戦」が完全終結するには,訴訟の中心人物の死がきっかけになっていたりするわけで,大人の事情とは厄介なものだ。
しかし,それがエネルギーになることもあるんだろうね。よくわからんけどね。