Amazonプライムビデオ
「クラスの生徒たちが担任教師によって特定の行為をすると自殺するよう,後催眠暗示をかけられたことで,生き残りをかけて極限状態に陥っていくサスペンス作品」というのがウィキペディア教授の説明。「デス・ゲーム」という言葉も使っている。
● 最後の1人になれば催眠は溶ける。その最後の1人になるのが樫村怜奈(橋本環奈)なのだが,最も神的な役割を果たすのが榊蒼汰(小関裕太)で,最も悪魔的な役割を果たすのが和田隼(瀬戸利樹)。
結局,榊蒼汰と和田隼の対決のストーリーだ。催眠をかけた担任の先生(中村獅童)は精神破綻者以上の扱いはされていないように思う。
● 極限状態だからね,どんな展開もあり得ることになって,かえってストーリーテラーのフリーハンド度合は大きくなるんでしょうね。
結末はやるせないものになるに決まっている。こういう映画って意外に賞を取ったりしやすいのかもしれないけれど,どうなんだろうかなぁ。