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● 「ダイ・アナザー・デイ(字幕版)」(2002年)。1962年に第1作が公開された 007 シリーズが21世紀まで続くことになった。21世紀になって初めての 007 作品。監督はリー・タマホリ。彼もまた,監督したのはこの1作だけだ。
ウィキペディア教授の説明によれば,「シリーズ40周年通算20作を記念して作られたダブルアニバーサリー作品である。ピアース・ブロスナンがジェームズ・ボンドを演じた最後の作品である」。
● 今回のボンドガールは,ボンドと一緒に事件解決に奔走するジンクス(アメリカ国家安全保障局の諜報員)を演じたハル・ベリー。任務に就くときの凛々しい表情はピアース・ブロスナンのボンドに数倍する。といっても,その凛々しさを出しすぎないのが,ジェームズ・ボンドの味なのだろう。
話の展開上,Mが前作に続いて軽率な行動を取る。もっとちゃんと調査しなきゃダメでしょと言いたくなるよね。この軽率の影響は大きいよ。
● 姿が見えなくなる車が登場。レーダーに感知されないとかじゃなくて,すぐそこにあるのに肉眼で見えないっていう。これも 007 だねぇ。
北朝鮮が舞台になるシーンがあるのだが,もちろん北朝鮮で撮影ができるはずもなく,イギリス南部のハンプシャーにある陸軍の軍用地を使って撮影したらしい。
主題歌「Die Another Day」はマドンナが担当。曲を作り,歌ってもいる。
● さて,これで過去の 007 シリーズはすべて見たことになる。すでにだいぶ忘れていて,一部のシーンを見せられて,それがどの映画だったが当ててみろと言われても,当てる自信はまるでないけれども,ともかく全部見た。
最初に見た「カジノ・ロワイヤル」だけは吹替版だったので,字幕版で見直してみるかとも思うのだが,そこまでスクエアにならんでもよかろう。
● あとは,現在公開中の最新作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」を見るかどうかだけど,見るしかないでしょという気分。前から見たいと思っていた 007 シリーズの全作品をAmazonプライムで見られたのだから,そのお礼もしたいしね。
って,Amazonプライムは年会費を払っているんだから,お礼をする必要はないんだな。007 シリーズを映画館の大きなスクリーンで見たことは一度もないので,ちょうどいい機会だ。明日にでも見て来よう。
(追記 2021.10.27)
今からだと20:30までない。さすがに待てないし,それを見てしまっては帰る手段がなくなってしまう。
● 1週間前のデータで動いてはいけない,必ず当日に確認せよ,ってことだね。スマホで簡単に確認できるんだから。
っていうか,曜日によって上映スケジュールが違うっていうのは,常識なんですか。すごくフレキシブルになっているんだね。
● さて,どうするか。「マスカレード・ナイト」はすでに見ている。他に見たい映画はない。
というわけで,虚しく帰還。時間をムダにした感がハンパない。誰が悪いのでもなく,原因は自分にあるんだけどね。
● いや,毎日,それ以上の時間を捨ててしまっているんだけども,物理的に移動してきたのに目的物がじつはなかったというのだから,けっこうな徒労感を感じるのは仕方がない。
で,この映画を見るためにもう一度出直すか。わが家からここまでは,車を運転して来るなら20分程度で着く。近いのだ。が,目下わけあって車が使えない。電車とバスを乗り継がないといけない。となると,けっこう遠い。
● そうまでしてもう一度見に行くか。何とも言えない。