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といっても,18分でも見応えがあるというか,かなりの情報量になるというか。
● 逆に,2時間の映画を作るのはとんでもないことなのだなと気づく。途方もない情報量になる。それだけのものを用意しなければならない。
20分ですむものを2時間に水増しするという蛮勇を振るえる業界人はいないだろう。そんなことをすれば一発退場で,敗者復活戦の機会は与えられない。観客にすぐバレるからだ。
● さて,主人公の花村美幸(斉藤夏美)は弟の結婚を機に,このままでいいのか的なブルーな日常に落ち込むわけだが,婚活が功を奏して,彼氏ができそうだ。少し明るくなったようで安心した。というところで終わる。
のだが,このパターンが現実にあったら,危なっかしくて見ていられないだろうなぁ。無駄にもがいて,さらに沈んでいくことが多いんじゃないのかなぁ。
● この方向だけじゃないよねぇ。というより,なぜブルーになるのかきちんと自分に問うてみた方がいいと思う。それをしないで婚活に走るって,かなりダメなパターンじゃね?
いや,主人公はちゃんとそこを通過して,そのうえでこの方向に踏み出しているのかもしれない。短い時間なので葛藤する場面がそんなにないのだが,そんなにない中できちんと自分に問うているのかも。