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シリアスな展開が続くので,そういう場面が少ないということ。監督は変わらないのだが,そのジョン・グレン監督がお茶らけユーモアを封印したんだろうか。
● Mの秘書役マネーペニーもキャロライン・ブリスになって,ググッと若返った。ボンドガールはカーラを演じたマリアム・ダボ。しっかり痩せている。
● 飛行機からぶら下がっての格闘シーンが第1の見せ場でしょう。どうやって撮っているんだろう。こういうシーンがボンドシリーズの真骨頂で,これまでにも何度もあった。
それでもアクションシーンはダニエル・クレイグになってからの方が迫力がある。撮影技術の進歩によるのか,予算的なものなのか,俳優の素養なのか,素人には判別がつかないのだが。
● ソ連の基地があるアフガニスタンで,ボンドが対ソ・レジスタンスのゲリラと一緒にソ連の基地を襲うシーンがある。アフガニスタンはこんなところだったのかと思いかけたのだが,当時は実際にソ連軍がアフガニスタンを支配下に置いていた。
さすがに,そこで撮影できるはずもなく,アフリカのモロッコで行われたらしい。
● 冒頭に流れる「ジェームズ・ボンドのテーマ」を You Tube で効いている。エレクトーンではなく,ギターが入ったオーケストラの演奏で聴くのが吉。
ウォークマンに入れておきたくなった。ネットで買えるんだろうけど,CDでと考えてしまう。昭和チックだろうか。