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主演は平手友梨奈(欅坂46)。脇を北川景子,小栗旬らが固める。
● 15歳の天才少女,鮎喰響が巻き起こす周囲との軋轢や新たな発火。それらがテンポよく展開していって,まずもって退屈しない。「自分の信じる生き方を絶対曲げない。世間の常識に囚われ,建前をかざして生きる人々の誤魔化しを許すことができない」響を平手友梨奈が堂々と(つまり,臆することなく)演じている。
リアルにこういう子がいたら,発達障害のレッテルを貼られるだろうけれども,映画では小気味よく個性を発揮していく。目には目を,歯には歯を,という感じで。
● 響はパソコンではなく,原稿用紙に鉛筆で書いていく。あの鉛筆の削り方はどうしているんだろう。鉛筆削りじゃないと思うんだが,かといってナイフを使ったんじゃああいうふうにはならないよな。
と,どうでもいいようなことが気になっている。