2020年1月31日金曜日

2020.01.31 AI崩壊

TOHO CINEMAS 宇都宮

● 何を見るか決めないまま,とりあえず TOHO CINEMAS に来た。どれかは見て帰るつもりだけども,どれにするかは現地(?)で決めようと相方と言い合って,ここまで来たわけだ。
 ぼくは「キャッツ」あたりかなと思ってたんだけどね。来てみたら,今日が公開日の「AI崩壊」があった。じゃあ,これにするかというわけで。主演が大沢たかおだし。

● 大沢たかお(桐生浩介)の他,賀来賢人,広瀬アリス,三浦友和。重要な役どころの浩介の娘役(桐生心)に田牧そら。
 浩介の妻が松嶋菜々子。もうどのくらい昔になるだろう。テレビドラマの「深夜特急」を思いだした。沢木耕太郎さんの原作をドラマにしたものね。最後に,大沢たかお演じる主人公の恋人役の松嶋菜々子がちょこっと出演するシーンがあった。これは原作にはないものだし,当時,松嶋菜々子はまったくの新人だったので,何,この可愛い子,と思ったんでした。

● しかし,浩介がはめられて逃亡するシーンがムダに長いと思った。そのうえ,冗長。サーバー室に母親の写真を落とした心が,ひとりでサーバー室まで走っていくシーンもなんだか,これはないでしょと思えるもので。
 三浦友和と広瀬アリスが画面を締めてくれたからよかったようなものの,いなかったらどうなっていたのだ?

● Wikipediaによると「脚本監督の入江は「人工知能とはどういうものなのかを知ってもらう」ことが本作を製作することとなったきっかけであると語り,前後10年で1番インパクトのある技術的発展である人工知能を,ハリウッド映画のターミネーターのような姿にせず生活に身近なものとして捉えることで,人工知能の持つポテンシャルや怖さを実感できるのではないかと考えたという」とあるのだが,こういう人口知能はたぶん出てこないと思う。
 SF映画として見ればいいのかもしれないが,ぼくの想像力ではこの映画にリアリティーを充填することができなかった。

● 初日なのにガラガラだった。コロナ・ウィルスを怖れてこういうところへは人は来ないのではないかというのが,相方の見方。こちらでもマスクは売り切れてて買えないらしいのだ。
 面白くない映画はない。が,この映画は売れないだろう。

2020年1月1日水曜日

2020.01.01 ビリギャル

Amazonプライムビデオ

● 「ビリギャル」(2015年)。
 有村架純,上手いなぁと思った。このとき22歳。高校生役にまったく違和感がない。こういうところ,女優はすごい。

● 努力は人を裏切らないという話ではなくて,良質なホームドラマだと思った。