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2022年9月12日月曜日

2022.09.11 インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国(字幕版)

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● 「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」(2008年 米)。インディ・ジョーンズ シリーズの第4作。
 第1作の「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」は1981年だから,27年が経過している。

● インディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)も歳を取った。前作では父親(ショーン・コネリー)からジュニアと呼ばれるのを嫌がっていたが,今度はジュニアと呼ぶ側に回っている。
 「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」のヒロイン役だったカレン・アレンも出演。インディとの間にできた子どもを育ててたという設定。あらためて2人の結婚式が行われるところで終わる。大団円。つまり,これがシリーズ最終作。

● 残念ながら(?),「SPACE BATTLESHIP ヤマト」よりずっと面白い。かけてるお金が違うということもあるのだと思うが,振り切り方がアメリカ映画は凄い。ぶっ飛んでいる。
 アクションシーンも迫力がある。臨場感もある。じつはインディの息子のマット(シャイア・ラブーフ)が,並走する2台の車にまたがって格闘するシーンとか。1作目の途中まで乗れなかったのだが,そのあとはずっと面白かった。

● 前作(第3作)からも19年が経過しているが,監督(スピルバーグ),製作総指揮(ジョージ・ルーカス),音楽(ジョン・ウィリアムズ),製作(フランク・マーシャル),音響効果(ベン・バート),編集(マイケル・カーン)など主要スタッフは変わっていない,とはウィキペディア教授の解説。

● これでシリーズ全作を見ることができた(来年,5作目が公開されるらしい)。Amazonプライム様々。

2022年9月8日木曜日

2022.09.07 インディ・ジョーンズ 最後の聖戦(字幕版)

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● 「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」(1989年 米)は,「インディ・ジョーンズ シリーズの第3作目であり,「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」の続編」ということなのだが,「失われたアーク《聖櫃》」を見ずに,本作から先に見ても何の支障もない。

● インディ(ハリソン・フォード)の父親ヘンリー・ジョーンズ役でショーン・コネリーが登場。初代の007を引退してから18年。すっかり好好爺になっている,はずがない。依然としてカッコいいんでした。
 ヒロインのエルザ・シュナイダーにアリソン・ドゥーディ。エルザはインディたちの仲間と思いきや,じつは敵方(ドイツのナチス)の人間。なんだけれども,ナチスに付いているのは便宜上の話であって,たとえばナチスが焚書坑儒的に書物を集めて焼くシーンでは涙を流す。これがどうも薄っぺらい感じがしてね。もうちょっと作りようがなかったんだろうかねぇ。
 悪の親玉のウォルター・ドノバンにジュリアン・グローヴァー。アメリカの慈善家が,じつはナチスの重役クラスの人物だったという設定。

● ドイツも,ナチスを被せられて,ずっと悪役にされている。表立って文句を言うわけにも行くまいし,少々気の毒ではある。敗戦国の悲哀の一端であるかもしれない。
 おそらく,日本も同じように扱われている場面がけっこうあるはずだ。

● キリストの聖杯を探しだすのがストーリーの縦糸。その聖杯で水を飲むと永遠の命が与えられる,と。
 東京ディズニーシーの「クリスタルスカルの魔宮」の “若さの泉” はここから思いついたものなんだろうかね。

● ジョーンズ父子と友人が馬に乗って去っていくシーンで終わる。西部劇のカウボーイのようだ。
 アメリカ人にはこのシーンが一番しっくり来るんだろうか。少なくとも,アングロサクソンにとってはそうなんだろうかねぇ。

2022.09.06 インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説

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● 「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」(1984年 米)。「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」の前日譚であり,「インディ・ジョーンズ」シリーズの2作目,というのはウィキペディア教授の説明。
 インディ・ジョーンズは前作と同じくハリソン・フォード。ヒロインのウィリーにケイト・キャプショー。どういうわけでインディとのつながりを持つに至ったのかいまいち判然としないが,インディの相棒の少年ショート・ラウンドにクァン・キー・ホイ。ベトナム人だろうね。

● 冒頭の舞台は上海。それがヒマラヤを越えてインドに辿り着き,メインの冒険というかドタバタはインドで起こる。
 こんな内容でよくインド政府が文句を言わなかったなと思う。いや,文句は言ったのかもしれない。インド政府が自国内での撮影を拒んだらしいから。ので,ロケはスリランカで行われた。
 上海の場面はマカオの福隆新街で撮ったらしい。

● 少年のショート・ラウンドが機転を利かせて大活躍。インディは何度も少年に助けられる。
 最後の鉱山で繰り広げられるトロッコ・チェイスが東京ディズニーシーの「クリスタルスカルの魔宮」のモデルになったんですかね。“若さの泉” は出て来なかったけどね。

2022年9月7日水曜日

2022.09.05 インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク《聖櫃》

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● 「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」(1981年 米)。40年も前になるのか。
 原作というのか原案はジョージ・ルーカスとフィリップ・カウフマン。監督はスティーヴン・スピルバーグ。脚本はローレンス・カスダン。そして,音楽はジョン・ウィリアムズが担当した。まさしくキラ星のごとし。
 ジョーンズにハリソン・フォード,相棒となる女性・マリオンにカレン・アレン,適役のベロックにポール・フリーマン。

● ウィキペディア教授によると,「本作は全世界で約3億3,050万ドルの1981年の最高興行収入を記録し」,「アカデミー賞5部門,サターン賞7部門、BAFTA賞1部門を受賞した」。
 「史上最高の映画の一つとされており,大衆文化に永続的な影響を与え、いくつかのメディアで多くの模倣作品を生み出し,他の映画製作者にも影響を与えている。米国議会図書館は1999年にこの作品をアメリカ国立フィルム登録簿として保存することを決定した」。

● 007も顔色を失うのではないかと思うほどのアクションシーンが絶え間なく続く。
 ジョーンズ博士はスーパーマン以上のスーパーマンだ。考古学者であり,拳闘家であり,カウボーイでもあり,F1レーサー並みの運転技術を持ち,危険の予知能力やサバイバル能力も世界で随一だ。冷静沈着。最後まで諦めず,状況を打開する方法を考える。そうして奇跡を呼ぶ。
 要するに,色々詰めこんだ娯楽映画になっている。

● ドタバタと,ユーモアと,え,そんなのあちなのかよ,と言いたくなるご都合主義的な場面転換が,スイカにかける塩の役割を果たす。
 アメリカ人はこういうのが好きなのか。日本人はどうだろ? これについていけますか? 後半は本当に面白かったのだが,前半は何だか間延びしちゃってる感じもしてね。

● インディ・ジョーンズといえば,ぼくは東京ディズニーシーのアトラクション「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮」しか思い浮かばない。
 小さかった頃の息子が好きで(センター・オブ・ジ・アースとレイジングスピリッツは怖くて乗れなかったが,クリスタルスカルの魔宮にだけは乗れた),かなり乗った。1日に何回も乗った。
 そんなことを思い出しながら,この映画を見た。クリスタルスカルの魔宮につながるシーンは,この映画にはなかったようだ。