2019年12月27日金曜日

2019.12.27 ルパン三世

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● 「ルパン三世」(2014年)。小栗旬主演の実写版。何でこんな映像が撮れるんだろうと,不思議なシーンがいくつもある。

● 五右衛門の綾野剛がユーモラスで,アニメの雰囲気さながら。黒木メイサの峰不二子は妖艶としか言いようがありません。

2019.12.27 空海-KU-KAI-美しき王妃の謎

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● 11月16日以来のAmazonプライムビデオ。「空海-KU-KAI-美しき王妃の謎」(2017年)。
 夢枕獏『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』の映画化。監督は陈凯歌。

● 夢枕獏の原作は老後の楽しみにとっておいた。そろそろ読んでもいい頃だ。たぶん映画より面白いのじゃないか。

2019年11月16日土曜日

2019.11.16 新宿スワン

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● 「新宿スワン」(2015年)。
 舞台は歌舞伎町。スカウトマンのしのぎの話。それに女優陣が綾を加えていく。

● 騙されてシャブ漬けにされた風俗嬢ヒロインを沢尻エリカが演じる。栄子の真野恵里菜も可愛いですな。
 ふと思ったんだけど,つまらない映画ってないな。映画はどれも面白い。

2019年11月13日水曜日

2019.11.13 すべては海になる

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● 「すべては海になる」(2010年)。
 「脚本やTVディレクターの傍ら小説家としても活躍する山田あかねが,自身の同名小説の映画化で映画監督デビューを飾ったヒューマン・ドラマ」とのこと。

● 何というのが闇を抱える人たちの,しかし,重すぎない物語。
 主演は佐藤江梨子。足,長ッ。ちょい役で登場する吉高由里子がインパクトあり。広瀬アリスはどこに出てたんだろ。光治と絡む女子高生がそうだったか。

2019年11月12日火曜日

2019.11.12 ラーメン食いてぇ!

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● 「ラーメン食いてぇ!」(2018年)。
 B級映画と言われるもの。最初からB級を狙っている。が,グルメと一緒で,B級が常にA級に劣るかというと,そんなことはない。
 主演は中村ゆりか&葵わかな。石橋蓮司と片桐仁が盛りあげる。

2019年11月1日金曜日

2019.11.01 リアル 完全なる首長竜の日

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● 「リアル 完全なる首長竜の日」(2013年)。
 夢か現か,現か夢か。原作は乾緑郎のSF小説。

● 浩市(佐藤健)と淳美(綾瀬はるか)の位置関係の逆転。“センシング”という意識に浸入する手法の創造。見応えあり。
 可哀相なのはモリオ。海で溺れ死にしたうえに首長竜にされてしまう。

2019年10月31日木曜日

2019.10.31 陰陽師Ⅱ

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● 「陰陽師Ⅱ」(2003年)。
 清明(野村萬斎)に対峙するのは出雲族の王,幻角(中井貴一)。他に,若き深田恭子と市原隼人が重要な役どころで登場。

● 原作は夢枕獏。その原作を読む楽しみもできた。むさぼることはない。ゆっくりでいい。

2019年10月30日水曜日

2019.10.30 陰陽師

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● 「陰陽師」(2001年)。20年前になるんだな,陰陽師ブーム。

● 安倍晴明(野村萬斎)対道尊(真田広之)。清明が勝つわけだけれども,存在感は真田広之が圧倒。パートⅡでは中井貴一が出るようだ。間を置かずに見なくちゃな。

2019年10月25日金曜日

2019.10.25 ICHI

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● 「ICHI」(2008年)。
 綾瀬はるかと大沢たかおとくれば,TVドラマ「仁」を思いだすのだが,この映画では綾瀬はるかの見えない演技(つまり,眼が見えないという設定)が見事。
 「武士の一分」で木村拓哉のやはり見えない演技が注目されたけれども,それを凌ぐのではないかと思った。

2019年10月24日木曜日

2019.10.24 映画 ひみつのアッコちゃん

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● 「映画 ひみつのアッコちゃん」(2012年)。コミカルファンタジー。

● 10歳のアッコちゃんが22歳になって・・・・・・。22歳のアッコちゃんが綾瀬はるかというわけなのだが,10歳の吉田里琴も可愛いことね。守衛さんの塚地武雅もいいですな。

2019年10月23日水曜日

2019.10.22 最高の人生の見つけ方

TOHO CINEMAS 宇都宮

● アメリカ版と比べると,日本的浪花節が散りばめられている分,カラッとしてなくてウェットがかるわけだけども,この方が落ち着きがいいと思う。ぼくも日本人だから。
 ウェットの頂点は天海祐希扮する剛田マ子が父親と対面する場面。マ子が「お父ちゃん」と言うところで,良かったなぁと思うわけだよね。

● “棺桶リスト”を自分で作るんじゃなくて,少女が作ったものを実行しようというのも,何となく日本的(誤解かもしれないが)。少女が望んで叶わなかったことを,自分たちが代わってやることによって,少女の夢も叶ったことにしようという,自他一体への傾き。
 しかし,その少女がじつは死んでいなかったというのは,そこのところを冷ましてくれる演出なんだが,正解だったのか余計なことだったのか。

● 天海祐希の格好よさ。ハンサム・ウーマンという副題が付くTVドラマに主演してたことがあったけれど,彼女の持ち味は良くも悪くもここなんでしょうね。三枚目もできるハンサム・ウーマン。
 あと,満島ひかり。エッジが立っている。画面を引き締めていた感じがする。一緒に見た奥様は,高田学役のムロツヨシが印象的だったらしい。わからんではない。

● 主題歌の竹内まりや「旅のつづき」も,辛いときに元気をもらえるかもしれないぞ。カンフル的な効果はあると思う。
 何せ,末期のガンで余命幾ばくもないという想定なのだ。それにしては幸枝もマ子も毅然としすぎているんだけども(特にマ子),でもそういう想定での主題歌だ。
 たぶんCDも出るんだろうし,YouTubeにも上がるだろう(もう上がっているのか)。一度,聴いてみて欲しいかな。

● 最後,先に亡くなったマ子が幸枝に宛てた手紙(高田が書き留めたという設定)を朗読するところで,不覚にも泣いてしまったよ。
 だったら生きてる間にもっと弱さを見せろよとも思ったね。格好悪くてもいいじゃんねぇ。

● 映画を見るのに劇場価格のポップコーンなんか要らねーだろと思うんだけど,ポップコーンを食べながら見るのが,つまり映画を見るということだと,奥様はおっしゃる。
 そう考えているのなら我慢しないでそうした方がいいね。ぼくはその流儀は採用しないけどさ。ただ,2人で観に来たときには,奥様の流儀を優先する。当然のことだ。

2019年10月21日月曜日

2019.10.21 おっぱいバレー

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● 「おっぱいバレー」(2009年)。
 ほのぼのドラマ。後味がいい。映画って基本,これでいいのだと思う。不愉快になるために映画を見たい人なんていないわけだから。

● 主演は綾瀬はるか。綾瀬はるかを見るための映画というかな。

2019年10月18日金曜日

2019.10.18 多動力 The Movie

Amazonプライム

● 堀江貴文原作の「多動力 The Movie」(2019年)がAmazonプライムで見られることをTwitterで知った。
 で,見てみたんだけどね。何じゃ,これは。

● 書籍の『多動力』を読んだ方が話が早いだろうけど,タダなんだから映画も見れば,っていうかな。いや,本だけにしといた方がいいと思う。

2019年10月5日土曜日

2019.10.05 劇場版 境界の彼方 -I'LL BE HERE- 未来篇

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● 「劇場版 境界の彼方 -I'LL BE HERE- 未来篇」(2015年)。
 『境界の彼方』を体内に宿す秋人と,『境界の彼方』を倒すことを宿命づけられた未来。この2人が惹かれ合う。
 正直,過去編の方が面白いかな。展開にドキドキできたっていうか。

● 唯一の疑問。
 耳が聞こえなくなったら、その時持っている音の感覚以上のものは作れないんだよ。
 これは本当だろうか。

2019年9月26日木曜日

2019.09.26 劇場版 境界の彼方 -I’LL BE HERE- 過去篇

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● 「劇場版 境界の彼方 -I’LL BE HERE- 過去篇」(2015年)。当然,あの京アニが制作に関わっている。
 縦糸はクッキリしていて,少女の純愛だ。横糸はといえば,「異界士」と「妖夢」の戦い。画面上の進行と時間の流れが一致しないので,時々,話の流れがわからなくなった。

2019年9月23日月曜日

2019.09.23 坂道のアポロン

Amazonプライムビデオ

● 今月2本目のAmazonプライムビデオ。「坂道のアポロン」(2018年)。
 知念侑李,中川大志,小松菜奈。主題歌は小田和正。高校生の役をやれば高校生に見え,10年後の役をやれば10年後に見える。俳優ってすごい。

● 男子2人に女子1人の設定自体は目新しいものではないし,そこから展開するストーリーに意外性はないし,ハッピーエンドの後味の良さもよくあるもの。
 全体を支えているのは,千太郎の人物像だ。千太郎を造形できたこと。

2019年9月21日土曜日

2019.09.21 人間失格 太宰治と3人の女たち

TOHO CINEMAS 宇都宮

● 「人間失格 太宰治と3人の女たち」が13日に上映開始。注目は二階堂ふみだ。彼女が演じているであろう“狂気”に気圧されたい。
 じつは,13日のレイトショーで見ちゃおうかと思ってたんだけど。仕事帰りに寄るならいいんだけど,いったん帰宅しちゃうと出かけるのは億劫になる。60翁のことゆえ,許してたもう。

● で,今日見てきた。宮沢りえ(津島美知子)の抑えた演技も迫力があったけれど,二階堂ふみ(山崎富栄)の天然なのかと思わせるほどの没入感のある演技が,やはり第一の見どころかと思った。
 これだけの女優陣を相手に,主演の小栗旬も一歩も引かぬ健闘。

● 蜷川実花が監督すればこういう映像になるだろうなと思える箇所がいくつもあったのだが,観客が蜷川実花ならこうするだろうなと思うところを先取りして,リクエストにお応えしたということかもしれない。

● 沢尻エリカの太田静子だけがノーテンキというか抜けてる感じがあって,シリアスな宮沢りえと二階堂ふみの重さを中和している。自身も作家で,経済的に小栗旬の主人公に完全依存しなくてすむという事情もあるのかもしれない。
 トリックスターというのとは違うけれども,沢尻エリカもいないと困る。

● この映画で思うことは,男対女ということだ。圧倒的に女が強い。女に覚悟を決められたら男は太刀打ちできない。10代の男女もそうだし,50代も男女も同じだ。
 この映画でも,太宰と山崎富栄が入水自殺したのは,太宰の意思ではなく富栄が引かなかったからであることが描かれる。太宰が,今日じゃなくてもいいじゃないか,後にしよう,いや生きよう,と言うのに対して,富栄は「生きなくていいです」と決然と返す。太宰は抵抗できない。

● この男女差がどこに淵源するかといえば,おそらく,相手のために自分を殺せる度合いが,男よりも女の方がずっと大きいところにある。
 自分を殺せるのは弱さではない。強いから殺せる。これはもうどうしようもない。神様が男女をそういうふうに作ったのだと考えるしかない。
 小心者(男)は女に覚悟を決めさせるような状況を招来してはいけない。太宰のようになるぞ。

2019年9月7日土曜日

2019.09.07 天気の子

TOHO CINEMAS 宇都宮

● やっと「天気の子」を観ることができた。すまんな,爺は1,200円で観ることができるんじゃよ。前は1,100円だったんじゃがの。
 この時期になってもお客さん,多かった。収容人員の少ないホールではあるんだけどね。少年少女が集団できていたな。たぶん,すでに一度か二度は観ているんじゃないかな。リピーターっぽかったな。
 こういうものを少年少女だけのものにしておいたのではもったいない。大人も観るべし。

● 監督,脚本,原作が新海誠。主人公は男子高校生と女子中学生。高校生なり中学生なりの本流を外れている。学校を放り投げて働かなければいけない境遇にある。普通にいえば社会の底辺に位置する。
 が,新海作品においては,そうじゃないんだな。彼らがいるところが世界の中心で,そこに惨めったらしさはないのだ。
 明るく健気なキャラクターに設定しているからじゃなくて,天然自然に彼らはそんなことを意識していないようなのだ。

● 主人公は少年少女でなければならないのだろうな。少女は“巫女”でもあって,“神”でもある。少女でなければならない。おばちゃんが“巫女”や“神”であっちゃおかしいからね。おばちゃんは現実そのものなんだから。
 主人公を支える大人たちも全うじゃない,裏世界に生きる人たち。それぞれに過去を持つ。しかし,底抜けにいい人たち。要するに,フィクションですっ。

● 東京の半分が水の下に沈んでも,人々は何事もないように暮らしている。シュールといえばシュールなんだが,人間はかなりの変化にも対応できるものだと言いたいのか。
 いや,対応できなかった多くの人が死んでいるわけか。殊更には描かないけれども。

2019年9月6日金曜日

2019.09.06 好きだ、

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● 「好きだ、」(2006年)。ユウ(宮﨑あおい→永作博美)とヨースケ(瑛太→西島秀俊)のちょっともどかしくも懐かしい恋物語。

● ということなんだと思うんだが,不思議なテイストだ。登場人物は極度に少ない。ユウとヨースケの二人芝居のようでもあり。
 宮﨑あおいと永作博美の間に断線がない。見事に同じ劇中人物としてつながっている。

2019年8月21日水曜日

2019.08.21 探偵はBARにいる3

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● 8月9日以来のAmazonプライムビデオ。Amazonプライム会員になった1月22日以来,これが135本目になるんだけど,8月は2本しか見ていない。7月も同じようなもの。態勢の立て直しを図らないと。
 ま,しかし,気を取り直して見ていこう。宮﨑あおいの主演映画でまだ見てないのも見つけたしね。

● 「探偵はBARにいる3」(2017年)。北川景子がすべて。薄幸の美しい女性という設定なんだが。リリー・フランキーも画面を締めている

2019年8月9日金曜日

2019.08.09 探偵はBARにいる

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● 7月18日以来のAmazonプライムビデオ。1日1本なんてわけにはいかないもんです。
 「探偵はBARにいる」(2011年)。「2」はすでに見ているので,次は「3」だな。

● 大泉洋,格好いいやねぇ。薄野に行って飲みたくなるよね。“俺” が事務所代わりにしている本格バーはちょっと敷居が高いかもしれないけどね。

2019年7月18日木曜日

2019.07.18 星を追う子ども

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● 「星を追う子ども」(2011年)。Amazonプライムで見られる新海誠監督のアニメーション映画はこれで全部。

● 一人の少女に託すものの膨大さ。新海さんの映画に共通するのは,少女の造形にリスペクトを籠めるところじゃないか。
 今回は地下世界アガルタの構想が加わるわけだが。

2019年7月15日月曜日

2019.07.15 雲のむこう,約束の場所

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● 「雲のむこう,約束の場所」(2004年)。
 不思議なストーリー。よく思いつくものだ。SFでもあり純愛でもある?
 佐由理の思いが,邪悪なユニオンの位相を蹴散らしたってこと? なんかちゃんとついて行けてないような気がする。

2019年7月14日日曜日

2019.07.14 秒速5センチメートル

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● 先週は一度も見なかったAmazonプライムビデオ。今日は「秒速5センチメートル」(2007年)を見た。
 「桜花抄」「コスモナウト」「秒速5センチメートル」の短編3話の連作構成。

●インパクトがあるのは「桜花抄」。重要な舞台が両毛線の岩舟駅だよ。
 岩舟駅じゃないとダメだったのかねぇ。理由があったはずだよね。

2019年7月6日土曜日

2019.07.06 言の葉の庭

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● 「言の葉の庭」(2013年)。アニメーション映画。監督は新海誠。舞台は新宿御苑。

● 映像で新海作品だとぼくでもわかる。劇場で見た「君の名は。」のあのシーンやこのシーンが浮かんできた。Amazonプライムで他にもいくつかの新海作品を見ることができる。小さい楽しみができた。

2019年7月5日金曜日

2019.07.05 くちびるに歌を

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● 「くちびるに歌を」(2015年)。
 新垣結衣,木村文乃,恒松祐里,下田翔大。いずれも魅せてくれるが,合唱部員の恒松祐里と下田翔大の健闘を讃えたい気分。
 いや,見応えのある映画で満足した。映画はすべて娯楽映画だと思っているが,これは相当に良質な娯楽になる。

2019年6月27日木曜日

2019.06.27 映画けいおん!

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● 「映画けいおん!」(2011年)。興行的にもかなりの成功を収めたらしい。
 卒業旅行でロンドンに着いてからが面白くなる。でも,軽音部は3年生が卒業したあと,アヅニャン1人になってしまうんだよねぇ。存続できるんだろうか。

2019年6月25日火曜日

2019.06.25 劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME

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● 「劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME」(2013年)。66分のアニメ作品。
 旅館で働く若い女の子たち(高校生)の奮戦記というか成長物語というか。逆境を背負った子たちの,本当はギリギリのはずの,明るい人生開拓物語というか。

2019年6月23日日曜日

2019.06.23 映画 鈴木先生

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● 「映画 鈴木先生」(2013年)。土屋太鳳の芸達者ぶりが印象的。富田靖子の足子瞳先生も最後に女を上げて,結末の座りが良くなった。見て良かったと思える映画。

2019年6月21日金曜日

2019.06.21 舞妓はレディ

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● 「舞妓はレディ」(2014年)。このタイトルは「マイ・フェア・レディ」のもじりであるらしい。
 主演は上白石萌音。日本版ミュージカルのひとつの形だろうかな。彼女が主役に抜擢されたのは,歌が上手いのも理由だったろうか。

2019年6月20日木曜日

2019.06.20 勝手にふるえてろ

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● 「勝手にふるえてろ」(2017年)。原作は綿矢りさの同名小説。
 松岡茉優が主演。突然の豹変を細部で納得させる演技。

● この映画,刺さる人にはグサッと刺さると思う。主人公が内部に歪みを抱えているので,大衆受けはたぶんしない。わかる人がわかればいいという割り切りがはじめからあったのではないか。
 映画の原作って,ほんと,ぼくは読んでいない。上記はかなりピントはずれのことを言っているのかもしれない。

2019年6月19日水曜日

2019.06.19 ヒロイン失格

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● 「ヒロイン失格」(2015年)。
 主演は桐谷美玲と山﨑賢人。山﨑賢人はナイーブでクールな役回りが多い印象。桐谷美玲はコミカルな演技の場面が多い。コミカルをできない女優なんていないんでしょうね。美人にコミカルはかなり合う。


● 恋愛適齢期って絶対にある。黄昏流星群が悪いとは思わないが,恋愛状態が様になるのはこれから生殖期を迎える若い男女であることは間違いないだろう。“命短し恋せよ乙女”と昔の人は言ったわけだ。
 というようなことを,こういう映画を見るたびに思う。

2019年6月18日火曜日

2019.06.18 最後の忠臣蔵

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● 「最後の忠臣蔵」(2010年)。
 孫左衛門(役所広司)と可音(桜庭ななみ)の恋愛ものと思って見てたんだけどね。最後はやっぱり衝撃だったよね。

● 深く悲しむ女性が2人いることをわかったうえで腹を切れちゃうってのは,結局のところ,自分大事なんだと思うんだがなぁ。しかも,ちょっと悲しい自分大事。体制に過剰適応したがゆえの悲哀。
 仕方がないのかもしれないんだが(画面作りの点からもね。あの絵,欲しいもんね),何だか悲しいなぁ。

2019年6月15日土曜日

2019.06.15 忘却のサチコ

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● 「忘却のサチコ」。テレビ東京が2018年1月に放送した “スペシャルドラマ”。
 こういうコミカルな役は演じやすいんだろうかな。高畑充希,ぴったりハマっていた。原作マンガの雰囲気をそのまま出そうとしてるんだろうか。逢沢りなも綺麗だな。

2019年6月14日金曜日

2019.06.14 咲 -Saki-

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● 「咲 -Saki-」(2017年)。主演は「君の膵臓をたべたい」の浜辺美波。
 麻雀部の女子校生の県大会決勝。4チームでそれぞれ5人が交代で打つ。延べ20人。20人とも美人なのだから,この世の天国だ。というわけで,ファンタジックなB級映画ということになるか。

2019年6月13日木曜日

2019.06.13 湯を沸かすほどの熱い愛

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● 「湯を沸かすほどの熱い愛」(2016年)。
 主演は宮沢りえ。娘役に杉咲花。

● 母親が幼い娘を置いて去っていくシーンは鮎子(伊東蒼)のことかと思ったのだけど,双葉(宮沢りえ)だったのか。
 見といて良かった。Amazonプライムでは17日までだ。見るならお早く。

2019年6月6日木曜日

2019.06.06 オオカミ少女と黒王子

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● 「オオカミ少女と黒王子」(2016年)。主演は二階堂ふみと山﨑賢人。
 二階堂ふみは「SCOOP!」と撮影時期が連続したのだと思うが,ずいぶん毛色の違う役柄を演じ分けたわけだな。達者な役者だなと思った。何にでもなるのが女優ってか。

2019年6月5日水曜日

2019.06.05 氷菓

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● 「氷菓」(2017年)。主演は山﨑賢人と広瀬アリス。
 何気に面白い映画だった。ほんと,“何気に”。興行的には成功とは言えなかったっぽいが。
 舞台の“神山高校”の撮影には,栃木の旧喜連川高校も使われたらしい。

2019年6月4日火曜日

2019.06.04 あさひなぐ

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● 「あさひなぐ」(2017年)。
 熱烈な乃木坂46ファンの50歳男が知人にいる。彼は当然,映画館で見たに違いない。ひょっとすると舞台版も見に行ったかもしれない。素晴らしい男というべし。

2019年6月3日月曜日

2019.06.03 世界の中心で,愛をさけぶ

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● 「世界の中心で,愛をさけぶ」(2004年)。亜紀(長澤まさみ)とサク(森山未來)の純愛もの。
 人を好きになるにも能力がいるね。好きになれるときになっておくものだ。
 15年前で長澤まさみはすでに大人。今とあまり変わらない感じがする。

2019年6月1日土曜日

2019.06.01 打ち上げ花火,下から見るか? 横から見るか?

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● 「打ち上げ花火,下から見るか? 横から見るか?」(2017年)。
 ヒロインなずなの声を広瀬すずが担当。彼女が劇中で歌う“瑠璃色の地球”がまたいいのだ。かなり長く歌っているのだけど,歌で世界を作れているというか。広瀬すずの地力に驚くためのアニメだね。

● 神に近い位置にいるのは大人より子供,男より女。自分の気持ちのままにふるまえるから。自然に近い。

2019年5月31日金曜日

2019.05.31 天国のスープ

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● 「天国のスープ」(2008年)。WOWOWの「ドラマW」。
 結子(国仲涼子)が亮介(時任三郎)のスープを探しあてるところまでが前半。その後はちょっと色合いが変わって後半。

● スープを作る時間が好きになりました,好きな人に手紙を書いているような,と結子が最後に言う。ちょっとグッとくるわけだけれども,プロは好きな人に手紙を書いているような気分では作っていないよね,たぶん。

2019年5月30日木曜日

2019.05.30 雨鱒の川

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● 「雨鱒の川」(2004年)。
 幼馴染みの心平(玉木宏)と小百合(綾瀬はるか)。それぞれの子供時代を須賀健太と志田未来が演じる。ここでの志田未来が圧巻の存在感。
 が,事実上の主役は心平の母親役の中谷美紀のような。あと,美香の伊藤歩がキュートで印象的。

2019年5月29日水曜日

2019.05.29 グッドモーニングショー

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● 中10日空いてしまったけど,Amazonプライムビデオで「グッドモーニングショー」(2016年)。梶原善が出ているので三谷幸喜作品かと思って見てたんだけど,さにあらず。

● 中井貴一の安定。濱田岳の迫真。長澤まさみ,志田未来,吉田羊と,女優陣も豪華。いい映画を見れたという満足感。

2019年5月18日土曜日

2019.05.18 君と100回目の恋

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● 「君と100回目の恋」(2017年)。主演はmiwaと坂口健太郎。


● miwaって曲作りが本業なんだろうかな。時々,シーンから浮いちゃうことがあった。オバサン然としちゃうところがあったというかな。
 原作が先にあって彼女を引っぱってきたのか,彼女のためにこの映画を作ったのか。

2019年5月17日金曜日

2019.05.17 君の膵臓をたべたい

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● 「君の膵臓をたべたい」(2017年)。主演は浜辺美波と北村匠海。主題歌はMr.Children「himawari」。

● 泣きましたよ。これは泣くでしょ。咲良が健気すぎるでしょ。こんなのないでしょ。ずるいでしょ。僅かな余命を生ききることができなかったなんて,かわいそすぎるでしょ。