2022年7月25日月曜日

2022.07.24 のだめカンタービレ 最終楽章 前編

Amazonプライムビデオ

● 6月になってからバッタリとAmazonプライムで映画を見なくなった。過去にも同じような時期があったので,まぁこういうこともあるさと思っているけど。
 今日は久しぶりに(6月7日以来)Amazonプライムビデオを見た。「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」(2009年)。

● 映画館で一度見て,次に音楽ホールで上映されたのを見ている。今回が3度目。
 副題は「上野樹里が最もキレイだった頃」。というのはもちろん嘘で,彼女は今でもキレイだからね。

● この映画の功績の1つは,ベートーヴェンの交響曲第7番を日本国内においてスターダムに押し上げたことだが,ガーシュウィンの「ラプソディー・イン・ブルー」をエンディングテーマに使うなど,クラシック音楽ファンを一時的にでも増やした。が,その “のだめ効果” もとっくに切れて,元に戻っていると思う。
 というか,それ以前からクラシック音楽の受容者は大衆化していて,だからこそ「のだめカンタービレ」がここまでヒットしたのだとも言える。

● 上野樹里をはじめ,俳優陣が三枚目になってユーモラスなシーンを演じるのが,この映画の肝。次にのだめの純情。
 あと,恋愛は女性が引っ張らないとなかなか上手くいかないものだと教えているような。逆にいうと,女に目をつけられたら,男はなかなか逃れられないものだ。恋愛に関しては,男は浅く,女は深い。浅い側が太刀打ちできるはずがない。そういうことも描いているのかなぁ,と。

2022年7月16日土曜日

2022.07.15 宇都宮市立視聴覚ラ イブラリー 20世紀名画座 「ブロードウェイ・メロディー」

宇都宮市立東図書館 2階集会室

● 今週は梅雨に戻ったような天気が続いている。今日も強くはないが雨が降っていた。こういうときは外出なんかしないで家にいるのが,隠居暮らしの役得というものだが,電車にのって宇都宮にやって来た。
 老人ホームを彷彿させる,気が滅入るほどに年寄りだらけの空間に身を置くことにしたんだけれども,この天気とあって,会場には数人しかいなかった。役得を存分に活用した爺婆が多かったようだ。

● 1929年のアメリカ映画。大恐慌の端緒になる株の暴落が起こった年なのだが,株の暴落が大恐慌の理由ではない。株式市場にそんな力はない。実体経済が危険な兆候を示したので,それを株価が反映しただけだ。どういうわけか人の目に明らかになるまえに株価が動くので,株が原因のように言われるが,あくまでも実体経済の問題。
 とまれ,この映画が撮影されたのは大恐慌の前の幸せな時期だったと思われる。

● 西部から踊り子としての成功を夢見て,ニューヨークにやってきたを抱いてブロードウェイにやってきたハンク(ベッシー・ラヴ)とクィニー(アニタ・ペイジ)の姉妹と,ハンクの婚約者(ハンクはまだOKの返事をしていないという設定なのだが)であるエディ(チャールズ・キング)の3人が主要な登場人物。
 あろうことか,エディが妹のクィニーに気持ちを移してしまう。クィニーは姉のために姉とエディから離れようとする。そうとは知らないハンクは,そんなクィニーを責める。
 で,結末はというと,これがどうにも・・・・・・。

● ウィキペデイア教授によれば,「世界初の全編トーキーによるミュージカル作品」。3人の三角関係が見どころなのではなくて,ミュージカルの場面が楽しみどころなのだと思うのだけれども,踊りのレベルはそんなに高くない。ショーガールには見えない。
 「ブロードウェイ・ミュージカルの優秀な人材がハリウッドへ流入する以前の作品であるため,レビューシーンが素人めいた出来映えに見えるのも致し方のない所とされる」と,ウィキペディア教授は説明している。

● 約1世紀前のアメリカ映画を,こうして100年後の日本の名もなき年寄りたちが見ている。映像を残せるって凄いことなんだなぁと思うんだよね。
 いかに科学技術が進歩しても,タイムマシンは想像上の機械にとどまるだろうが,たとえ映像であっても,100年前に生きていた俳優たちが演じている映画を見ることができるのは,100年前に行けるタイムマシンを持っているのとそんなに変わらないような気がする。