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2025年5月23日金曜日

2025.05.22 春画先生

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● 公開は2023年10月。主役が内野聖陽。「」の坂本龍馬,「きのう何食べた?」のケンジで,凄い役者だなと思ってましたからね。
 彼が主演だというのが,この映画を観ようと思った理由のほとんどすべて。
 他に,北香那,柄本佑,白川和子,安達祐実,田山涼成。

● 「知的好奇心くすぐる偏愛コメディ!」とあるんだけれども,これはコメディだったのか。もちろん,リアルドラマではないし,教養番組でもない。
 けど,コメディと言われても,ぼくは一度も笑うことなく観終えたんだが。

● 最後の30分が予想できない展開で面白かった。どんでん返しというのじゃないけれど。最後の収め具合もスマート。
 けど,観終えた後に,自分も春画を少し勉強してみようかなどとは思わせない。そういう映画じゃない。

2021年9月11日土曜日

2021.09.10 さよならくちびる

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● 「さよならくちびる」(2019年)。
 ハル(門脇麦)とレオ(小松菜奈)のデュオ〈ハルレオ〉の解散が決まっていて・・・・・・。この2人にローディ兼マネージャーのシマ(成田凌)が絡んで,実質的にこの3人の3人芝居といっていいくらいだ。
 で,面白かった。ぼくは面白いと感じた。その所以はといえば,門脇麦と小松菜奈の芸のきめ細かさだと思う。

● ハルもレオもスクスクとは育つことができなかったというか,マジョリティーに属することができない事情を抱えている。不器用な生き方を強いられる。
 ハルとレオには音楽の才があったから,ともかく居場所を見つけることができた。そうした才を持たない人はどうすればいい? てか,そういう人はそのマイナス(?)に見合う何かの才を必ず持っているものなんだろうかな。

● 最後の結末は予測していたという人が多いだろう。そう思わせる場面をちゃんと見せてくれている。
 主題歌「さよならくちびる」は秦基博が提供して,〈ハルレオ〉が歌っている。劇中ではほかに「誰にだって訳がある」「たちまち嵐」の2曲を歌うのだが,これはあいみょんが提供。

2020年10月16日金曜日

2020.10.16 どろろ

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● 「どろろ」(2007年)。原作はあの手塚漫画。
 グロテスクなシーンをリアルにグロテスクにしてしまうと誰も見なくなる。マイルドにしているわけだが,肘から先が刀になっていて,それを自在に動かす映像って,どうやって撮るんだろう。

● 主題歌はMr.Children「フェイク」。