2021年10月13日水曜日

2021.10.12 私を愛したスパイ

Amazonプライムビデオ

● 「私を愛したスパイ(字幕版)」(1977年)。
 シリーズ10作目のこの映画は「世界中で大ヒットを記録したボンド映画でも屈指の超人気作」とのこと。ウィキペディア教授によると,「前作の2倍の1400万ドルの製作費をかけた超大作となった本作は,世界興行成績も前作の約2倍の1億8540万ドルとな」ったらしい。
 ただし,「1977年の映画は強豪がひしめき,「スター・ウォーズ」(7億9800万ドル),「未知との遭遇」(3億380万ドル),「サタデー・ナイト・フィーバー」(2億8540万ドル)に次ぐ第4位に留まった」。「サタデー・ナイト・フィーバー」はこの年だったのか。

● 監督は「007は二度死ぬ」以来のルイス・ギルバート。ガイ・ハミルトンが監督した前作「黄金銃を持つ男」と同様に,コミカルなドタバタアクション映画という趣。
 潜水艦にもなる自動車が登場する。海に潜ったときに,どうやって酸素を供給していたのかは不明。

● エジプトのカイロなのに,大きなテントが登場する。数人の美女が侍っている。そこに,ベドウィンの格好をしたボンドが入っていく。アラビアンナイトか。サービス精神の発露なのだろうねぇ。
 迎えた友人との会話によって,ボンドがケンブリッジの卒業生であることが明らかになる。

● ボンドガールはロシアのスパイであるアニヤを演じたバーバラ・バック。このとき30歳か。芳潤な色気というか何というか,見事な体型です。

● この映画はひょっとすると,テレビの地上波放送で見ているかもしれない。最後のシーン,ボンドとアニヤがイチャイチャしているところを上層部スタッフに見られてしまうシーンに既視感があったので。
 が,そこ以外はまったく記憶に引っかかっていない。地上波を見ているときにザッピングしてて,たまたまそのシーンだけを見たのかもしれないけれど。